平成23年度に特許庁が達成すべき目標に対する実績評価が公表

平成23年度に特許庁が達成すべき目標に対する実績評価が公表

経済産業省では、毎年度、特許庁が達成すべき特許出願の審査の順番待ち期間などの数値目標等を設定して、その目標に対する実績を評価して公表することで、特許庁の業務を効率化し、特許審査の迅速化などを図っています。
これは、中央省庁等改革基本法第16条第6項第2号の規定に基づくもので、他にも例を挙げると法務省が公安調査庁に対して達成すべき目標を設定して、実績の評価公表を行っています。

平成23年度において特許庁が達成すべき目標に対する実績評価が、経済産業省(経済産業大臣)により公表されました。
平成23年度において特許庁が達成すべき目標に対する実績評価について(METI/経済産業省)

23指標中21指標において目標が達成されたとのことで、特許庁により着実な取組が実施されたと評価されました。
数値目標に届かなかったのは、商標登録出願の一次審査区分数(目標は198,000区分以上,実績は183,250区分)と、商標登録出願の拒絶査定不服審判の平均審理順番待ち期間(目標は7ヶ月以内,実績は7.4ヶ月)ですが、これらについても経済産業省は目標はほぼ達成したと評価しています。

平成23年度の特許出願についての目標と実績は、
一次審査件数(目標は360,000件以上に増加,実績は366,141件)
一次審査の平均順番待ち期間(目標は22ヶ月台,実績は22.2ヶ月)
早期審査の一次審査結果の発送までの期間(目標は全件9ヶ月以内,実績は12,068件全件9ヶ月以内)
拒絶査定不服審判の一次審理平均順番待ち期間(目標は19.5ヶ月以内,実績は16.8ヶ月)
早期審理の審決の発送までの期間(目標は全件10ヶ月以内,実績は192件全件10ヶ月以内)
無効審判の平均処理期間(目標は10ヶ月以内,実績は8.5ヶ月)
訂正審判の平均処理期間(目標は3ヶ月以内,実績は1.9ヶ月)
となっており、すべて目標が達成されています。

経済産業省の評価によると、平成23年は順調に処理が進んだので、2013年に特許出願の審査順番待ち期間を11ヶ月とする知的財産推進計画の目標は達成できる見込みであるとのことです。
特許出願の審査待ち期間等については、特許出願・特許申請の流れでも説明しています。

なお、平成24年度の特許庁が達成すべき目標については既に公表されており、特許出願の一次審査件数の目標は352,000件以上で、一次審査の平均順番待ち期間は17ヶ月台を目標としています。
平成24年度において特許庁が達成すべき目標について(METI/経済産業省)

2012年09月25日 |

カテゴリ: 特許関連


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