事務所開設の理由

特許事務所開設の理由

実は、私は特許事務所を開設する十数年ほど前、弁理士の資格をとりたての頃に、中小企業の知的財産部門を立ち上げる仕事を任されたことがあります。

私はまだ弁理士の資格を取得したばかりのため、深い実務的な経験や知識が足りず、特許侵害問題、社員の知財教育、発明の発掘、 発明の奨励、職務発明等に関する規則の作成、実務的に困難な特許申請、特許出願、中間処理業務など、一つ一つの問題を乗り越えていくのは大変でした。

問題にぶちあたるたびに、自分なりに努力はしてみるものの、納得できるレベルで解決していくことは難しく、完全を期すためにも、諸先輩弁理士方の支援にどうしても頼らざるを得ませんでした。困っていた際に、諸先輩方から受けた支援はほんとうにありがたかったです。

handshake

そのような経験を積み重ねるとともに、その後、特許事務所,大手企業等で実務経験を積み重ねてきて、今となっては、新人弁理士の頃の私のように様々な問題に直面されている中小・ベンチャー企業の知的財産活動を支援して恩返しすることが私の弁理士としての役割であると思い、特許事務所を開設いたしました。

弊所は東京の特許事務所の中でも決して大きくはありませんが、それがゆえに、お客様と身近に接することができ、親身なご相談対応や、小回りが利くとともに密着したサービスを実現いたします。

戦える特許権を獲得するためのヒント

近代中小企業
発行:中小企業経営研究会
http://www.datadeta.co.jp/

寄稿した「戦える特許権を獲得するためのヒント」が月刊「近代中小企業」2007年10月号に掲載されました。
特許申請・特許出願をして特許権を取得できたとしても、戦える価値のある特許権でないと営業上有効な武器にはなり得ません。

  • まず特許事務所に相談を
  • 特許申請・特許出願を依頼する特許事務所の選び方
  • 事務所に依頼する際の心構え
  • 特許出願・特許申請には国内優先権制度を有効利用
  • 中小企業支援制度を利用

この記事のpdfファイルを中小・ベンチャー企業の方に無料進呈いたします。ご希望の方は松田国際特許事務所までご連絡ください。